起業した会社の “これまで“(後編)

起業した会社の “これまで“(後編)

こちらは後編です。下記の「前編」からご覧になると全貌がわかります!!

1名加入

法人設立と同時タイミングくらいで、僕と代表と同じ会社にいた後輩1名(辻田)をスカウトしました。 2人ではマンパワーが足りていない状態でした。辻田は、客観的に物事を見るのが得意で頭がキレます。ブレーキ的な役割を果たしたりや、(イケメンでもあるので)社外とのやり取りをする際には重宝できます…。

彼をスカウトした際に、別の会社の専属ドライバー兼鞄持ちのような話も来ていたそうです。そのまま所属している会社を続けるか、エルフューチャーとして動くかも含めると、3つの選択肢で迷った末、0から何かを作る経験をしたい! ということで、仲間に。

僕自身もメンタルが不安定で、エルフューチャーの仕事にのめり込めない時期があり、辻田にもありました。
しかし、芹沢の働きかけなどもあり、今ではそれも(ほぼ)ありません。

法律の壁

さて、LIMOLOは旅行・観光サービスの位置付けであり、旅行サイトを想定しておりました。ゆえに旅行業の取得が必要でした。旅行業を取得するには膨大な資金であり、さらに取得後も、表記方法などの制限もありました。

僕がとある知人を通じて知り合った弁護士で、経済産業省へ出向していたこともある方が、グレーゾーン解消制度の支援をしていることが判明! その弁護士を通じて、観光庁とのやり取りを進めました。

旅行業に該当するかどうかの定義があり、なんとかそれに該当しない方法はないかと模索し続けました。諦めかけていた頃、芹沢が妙案を思いつき、起死回生です。なんとかLIMOLOは、マッチングプラットフォームとして成り立たせることができることに。
経済産業省のニュースリリースは こちら からご確認ください。(すみません、削除されてました)

当初想定していない時間がかかってしまいましたが、なんとかサービスを形にできる見込みが立ちました。

サイト制作にて担当者抜擢されるも

さて、グレーゾーン解消制度で申請した条件をクリアしつつ、LIMOLOのウェブサイトの制作をスタートしました。半年以上のプロジェクトの担当者として、僕が抜擢されました。 3人の中では大学時代のプログラミング経験などもあり、他2人より多少知識があったためです。

僕たちの求めるサイトを制作するには、既存のものを活用することができず、スクラッチで0から作っていただきました。僕は大きなミスを犯しました。 それは、先方の制作会社に対して、明確な納品期限を伝えていなかったことです。要件定義に思ったより時間がかかってしまい、気づいたら納品が当初の予定より2ヶ月以上遅くなってしまいました。ここでの最大の学びは、仕事にはまず期限を設けること です。当たり前なのですが、そういうことも学びながら僕たちは進んでいきました。

LIMOLOイメージ画像
LIMOLOウェブサイトのトップページ画像

COVIDー19の襲来

LIMOLOのウェブサイトは2020年7月に完成しました。しかし、ご存知の通り、2020年春にはCOVIDー19…新型コロナウィルス感染症が突然の大流行。観光業界は壊滅的になり、新しい旅行の形を提案できる状態ではなくなってしまいました。結果的には、予定通りリリースしていても、予約が入ったかは怪しいという状態に。

リムジンやハイヤーでの移動は、不特定多数の見知らぬ人はおらず、家族だけ・知人同士での移動です。打ち出し方をもっと工夫すれば、三密を回避した旅行の提案ができたのかもしれません。政府はGoToトラベルによって旅行を推進しつつも、不要不急の外出を控えましょうという矛盾したメッセージを打ち出したり…なかなか強気の一手を打てませんでした。

YouTube切り抜き動画に挑戦

他の仕事で生計を立てているので生きていくことはできましたが、エルフューチャーは今後どうするか路頭に迷っていました。そんな中、辻田を中心に、僕もサブで加わり、YouTubeにて切り抜き動画に挑戦することに。

収益化には、登録者と総再生時間の2つの壁があります。ショート動画がいくつかハネて、登録者は1000人を突破!あとは総再生時間を達成すれば…しかし、なかなかその壁は高く、そして切り抜きをしていた大元の動画主が、切り抜きチャンネルを絞ると宣言。継続することができなくなってしまいました。一応、ショート動画の方で若干収益が取れましたが、収益の柱にすることは叶いませんでした。

4名体制に

YouTubeの切り抜き動画に挑戦する頃にもう1名参加し、4名体制になりました。前田はなんと、新卒で決まっていた会社を蹴って、一緒にやっていきたいと言ってくれての仲間入りです。事業が軌道に乗っておらず、社員としてではなく、他で生計を立ててもらいながらの 参加の形にはなってしまいました。

とはいえ、僕たちの会社は新人育成ができる体制が整っているわけではなかったので、前田には不安な思いをさせたり、迷惑をかけたりしたかもしれません。ただ、新卒を蹴ってまで来てくれたんだから、彼の人生もなんとかしてやりたい! という想いが日に日に強くなりました。

最後に

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

実は、現在はLIMOLOではない別の事業に全力投球しております。
ということで、次は、「起業した会社の “これから”」をお話しします。


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